背景の描き方
マンガでは人物や動物を描く事も多いですが、背景も同じく重要です。
背景が描かれていなければ、人物や動物がいったいどこにいて、どこが舞台であるのかも分かりません。
人物や動物を描くのは得意だけど、背景は凄く苦手という人も多いです。
そんな難しい背景の描き方について解説します。
まず、背景を描く時、全く1から背景を頭の中で作り出すのは非常に困難です。
1から背景を脳内で作り出すのではなく、現実にある場所を模写した方が良いです。
模写ではオリジナリティーがちょっと、という人はまずは練習として模写して、レベルが上がった頃に自分で背景を作り出すと効果的です。
模写をすると何となく負けた気分になる人も多いですが、背景は描き込みも非常に難しく、プロのマンガ家さんでも取材をして背景を模写する事は多いのです。
模写をしても、自分の手で描いた背景は特徴も出ます。
なので、模写をしたからといってオリジナリティーが損なわれる事もありません。
背景を描く上で気をつけたい事は、パースです。
これは遠近を強調します。
背景を描く上で絶対にパースを取らなければならないかと言うと、そうではありませんが、パースを取る事で遠近や立体感のしっかりした背景になります。
建築分野でも良く使われる事から、かなり確立された技術です。
パースの取り方には1点透視方法、2点透視方法、3点透視方法の3つがあります。
1点透視方法のやり方は、まず1本の直線を横に引きます。
線の途中に点を打ちます。
その点から右斜め下と左斜め下方向に直線を引きます。
何となく道が見えてきました。
2つの斜め線のを繋ぐように、横線を一定の間隔で何本か引いていきます。
この時点で台形ができています、台形の下の2点から下方向に線を引きます。
そして自由なところで下方向に引いた線を1本の線で繋ぎます。
これで遠近のある立方体ができます。
これが1点透視方法です。
2点透視方法、3点透視方法はこれを応用して点を2個3個と増やした方法となるのです。
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