線の強弱を付ける
マンガでもイラストにも通じる事ですが、キャラクター・背景を描く線は強弱をつけます。
熟練者であればあるほど、この線の強弱が上手くなります。
なぜ線に強弱が必要か。
それは線の強弱によって、強調したい場所や境界の曖昧な場所を描くからです。
現実でも「線の細い人」と言われるように、マンガでも美景キャラを描く時は細い線でも描きます。
さて、実際に線を描く場合ですが、それはペン入れをする時です。
一般的にペン入れは、ボールペンでは行わず、線に強弱の付けられる専用の画材で行います。
Gペン・スクールペンと、画材店では様々なものが売られており、これらは筆圧によって線の太さに強弱がつけられます。
最初は中々上手く線を引けませんが、慣れてくると簡単に強弱がつけられて非常に便利です。
パソコン作業なら、タブレットが電子的な機能として存在します。
具体的に線の強弱を使用する場所は、
「明るい場所は細く、暗い場所は太く」
「真ん中を太く描く事で湾曲した部位が上手く描ける」
「近い場所は太くし、遠いところは細くする」
です。
このようにする一般的な理由は、「広い面は横から見ると境界が曖昧になる」為です。
実際に、現実の世界では境界に線は存在しません。
人間が目視する事で、色の違いから線のように見えるだけです。
いずれにしても、最大の理由としては、「そうした方が見栄えがするから」です。
マンガにしてもつまりは視覚で意識しているので、線を引くのも比較的人間のフィーリングに則っています。
例えば、人間の顔の輪郭を描く際は細く描き、体を描く際には太く描きます。
髪の毛も太い毛や細い毛で描く事で、髪の柔らかさの強弱となります。
少年漫画と少女漫画を見比べてみれば、少女漫画の方が全体的に細い線で描かれ、柔らかいタッチになっています。
マンガを描く上で、少し高い技術になりますが、線に強弱をつける事で線が活き活きとします。
自分が描きたいものによって、線に強弱をつけると判子絵にならなくなります。
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